メモ
来年の計画 |
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メモ |
今の仕事は長くても来年の春で辞めると決めている。
で、次はビルメンを目指そうと思っている。
そのために必要な資格がこれ。
・第二種電気工事士(年1回)(3-4月申込・下期は10月筆記試験・12月技能試験)
・二級ボイラー技士(年20回)
・第三種冷凍機械責任者(年1回・4-5月講習申込・6月講習・6月検定・8-9月試験申込・11月試験)
・乙種第4類危険物取扱者(月1回)
・乙種第4類消防設備士(年1回場所を変えれば複数回可能)(12月-1月申込・2月試験)
最重要かつ最難関は第二種電気工事士。
これがあれば何かしらの職には就ける可能性が高い。
技能試験もあるし、独学では不安なので、理想は雇用保険をもらいながら職業訓練。
それまでの間に、まずはしょっちゅう試験がある乙種第4類危険物取扱者と二級ボイラー技士の資格を取る。
あと、ビルメンは関係ないけど、非正規で生活することになった場合に備えてフォークリフトの免許も取りに行こうかなと考えている。
第三種冷凍機械責任者で一部免除になるための講習も受けておく。
この辺で職業訓練が始まり、第二種電気工事士筆記試験、第三種冷凍機械責任者試験、第二種電気工事士技能試験、乙種第4類消防設備士試験という感じになるだろうか。
もう1つビルメンとは関係ない資格試験の勉強をするかもしれないが、複数の試験勉強を並行してできるのかわからないし、試験日程が重なる危険性もあるので優先度は低い。
何より、どこまで噂が本当かわからないが、そもそも俺がビルメンを検討している理由は、給料が低い代わりに時間に余裕があるということなので、ビルメンをやりながらでもいいかなと。
年末年始に都内の大型書店で買おうかなと思っている本リスト |
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本 メモ |
上田早夕里『魚舟・獣舟』光文社文庫
岡田淳『二分間の冒険』偕成社文庫
尾崎翠『第七官界彷徨』河出文庫 『尾崎翠集成』ちくま文庫
木下是雄『理科系の作文技術』中公新書 『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫 『日本語の思考法』中公文庫
桜坂洋『All You Need Is Kill』集英社スーパーダッシュ文庫 『スラムオンライン』ハヤカワ文庫 JA
沢村凜『黄金の王 白銀の王』角川文庫
白川道『流星たちの宴』新潮文庫
樋口毅宏『さらば雑司ヶ谷』新潮文庫 『日本のセックス』双葉文庫
横森理香『ぼぎちん』文春文庫 集英社文庫
ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡―迷宮』岩波現代文庫
フィリパ・ピアス『トムは真夜中の庭で』岩波少年文庫
プロイスラー『クラバート』偕成社文庫
トーマス・マン『ブッデンブローク家の人びと』岩波文庫
『Skype』で友だちと差をつけよう! 隠しエモーティコンを使え | ニコニコニュース |
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Quote メモ |
インスタントメッセンジャー『Skype』(スカイプ)は、チャットだけでなく世界中に電話をかけることができるスグレモノです。『Skype』同士なら無料で通話ができますし、普通の電話やケータイにかけても安価で通話ができるのです。
そんな『Skype』には、他のインスタントメッセンジャーと同様、チャットでアイコンを表示することができます。笑顔、泣き顔、気持ち悪い顔、拍手、ダンス、ハート、さまざまなアイコンが用意されています。
『Skype』ではエモーションするアイコンとして「エモーティコン」と呼ばれているのですが、公式に発表されていない隠しエモーティコンがあるのをご存知ですか? 今回は、そんな隠しエモーティコンをご紹介したいと思います。あまり知られていないので、使えばみんなと差をつけることができるかも!?
<隠しエモーティコン一覧>
・壁に頭をぶつける人 (headbang)
・禁止用語 (swear)
・頭悪いでしょ? (fubar)
・食事中のリス (heidy)
・見ていいのかなぁ (tmi)
・ウチのワンちゃんが何か? (toivo)
・虫 (bug)
・タバコ吸ってます (smoking)
・ヤバイ酔った… (drunk)
・プールに入ろうよぉ (poolparty)
・ドロボー! (bandit)
・ロックに行こうぜ! (rock)
・僕の全てを見てほしい (mooning)
・My Spaceやってる? (myspace)
・フ〇〇クユー (finger)
隠しエモーティコンの表示方法は簡単です。たとえば「壁に頭をぶつける人」を表示させたいときは、コメント欄に(headbang)を書き込めばいいのです。カッコと英字は必ず半角にしてくださいね(全角だとエモーティコンは表示されません)。
ほかにも世界各国の国旗などの隠しエモーティコンがありますし、日々、バージョンアップの際に増えています。会話の際に隠しエモーティコンを使うことによって、もっと細かい感情表現ができるようになるので楽しいと思いますよ。
画像: Skype
(著:apo mekhanes theos)
今週の本棚:池澤夏樹・評 『メイスン&ディクスン 上・下』=トマス・ピン チョン著 - 毎日jp(毎日新聞) |
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Quote 本 メモ |
◇南北の境界線上に建つ物語の迷宮
さらっと短い淡彩の小説がある一方、重厚長大な小説もある。これは後者の典型というか極致というか。
上下二巻で千ページを超える本を前にすれば誰しもひるむ。ちょっと中を覗(のぞ)けば文体は錯綜(さくそう)して、話題はどうやら見知らぬ土地と時代のことばかりのようだ。しかし……
地面に境界線を引く話。測量の話である。時代は十八世紀の半ば、場所は独立以前のアメリカ東部。
この地域にはイギリス国王の勅許で開かれた植民地がいくつもあった。そのうちのペンシルヴァニア植民地とメリーランド植民地の間で境界線争いが起こり、いっそ真(ま)っ直(す)ぐな線でこれを確定しようということになって、イギリスから二人の測量士が呼ばれた。すなわちチャールズ・メイスンとジェレマイア・ディクスン。なぜわざわざイギリスからかと言えば、彼の地では「囲込(エンクロージャー)の御陰で、一介の測量屋(カタツムリ)が一人ならず御大尽となっております」という事態だったから。
数百キロに渡る測量だからその基礎は天測。従って彼らは半ばは天文学者である。巨大な天頂儀を行く先々に運んで観測をする。実際、東西に伸びる境界線はほぼ北緯三九度四三分二〇秒の緯線に沿って確定された。この線は後に「メイスン・ディクスン線」と呼ばれた。
これは歴史的事実である。ピンチョンは事実を土台にしてその上に何層もの階を重ね、無数の広間や小部屋や物置を構築して、通路と階段と配管と抜け道でつなぎ、とんでもなく複雑な建物を造った。この小説を読むことは、この建物の中を限りなく彷徨(ほうこう)することである。
歴史小説だから名のある人物が何人も登場する。ジョージ・ワシントンもジェファーソンもフランクリンも出てくる。しかし作者は彼らをほんの点景としてしか扱わない。歴史に主導権を渡さず、ひたすら細部が増殖するに任せる。
メイスンとディクスンはアメリカに来る前、イギリスから南アフリカに渡って金星の日面通過という天体現象を観測し、さらに聖ヘレナを経て、一度イギリスに戻っていた(ピンチョンはこの部分に全体の四分の一のページを割いている)。南アフリカで彼らはオランダ系の植民者が先住民を虐(しいた)げるさまを目撃する。
アメリカに来て彼らは費府(フィラデルフィア)でパクストン団(ボーイズ)と名乗る白人の組織が米蕃(インディアン)を虐殺したとの報(しら)せに接する。この連中は更なる殺戮(さつりく)のために百四十人の米蕃が避難しているこの町に向かっている。
二人は、「やれやれ。亜米利加(アメリカ)がこんな(丶丶丶)風だと知ってたら……」と嘆き、更に「白人の蛮行なら、喜望岬で散々見てきた。だが今になっても、あの頃(ころ)同様、さっぱり訳が判(わか)らない。自分たちは何かを理解し損ねているのだ。喜望岬でも費府でも、白人こそ、彼等の最悪の悪夢に現れる野蛮人に対し、受けた挑発に凡(およ)そ釣合わぬ暴力を揮(ふる)う悪鬼に成果てている」と考える。
この問題はそのままアメリカの奴隷制に繋(つな)がっている。たかが東部の二つ三つの州の境界を決めたにすぎないメイスン・ディクスン線という名が歴史に残ったのは、これがやがてアメリカを南部と北部に分ける線とされ、南北戦争の象徴となり、その影響は今にまで残っているからだ。ピンチョンはもちろんそれを承知でいささか凡庸なメイスンとディクスンという人物をこの大作の主人公に選んだ。いわば彼らは多くの主題を囲い込む牧場の柵(さく)にすぎない。
もう一つの主題として科学を挙げようか。十八世紀のヨーロッパは啓蒙(けいもう)主義の時代だった。天測の技術を持った測量士は科学の申し子である。それでもピンチョンの語る科学は生成の途中にあってしばしば不思議な道に迷い込む。
一例を挙げれば、一七五二年九月二日、イギリスはそれまでのユリウス暦からグレゴリオ暦に切り替えた。十一日の空白が生じ、二日の翌日は九月十四日となった。後に人々は十一日間を盗まれたと言った。
その時、メイスンは独り空白の時間に残ったと同僚に話す−−「いいかディクスン、物質世界に只(ただ)一人私は居たのだ、十一日を独り占めして」。ずっと満月が子午線にかかるその世界でメイスンはゴシック・ロマンスのような冒険をする。
こういうエピソードがこの小説には何百も詰まっている。読者はそれを一つ一つ賞味しながら先へ進む。自分がどこにいるか不明になることも多いが、やがて見知ったところに出る。
モッ鳥: 悩みのるつぼ--朝日新聞6月13日 |
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2009/06/17
悩みのるつぼ--朝日新聞6月13日
相談者 男性高校教師 40代
40代の高校教諭。英語を教えて25年になります。自分で言うのも何ですが、学校内で評価され。それなりの管理的立場にもつき、生徒にも人気があります。妻と2人の子供にも恵まれ、まずまずの人生だと思っています。
でも、5年に1度くらい、自分でもコントロールできなくなるくらい没入してしまう女子生徒が出現するんです。
今がそうなんです。相手は17歳の高校2年生で、授業中に自然に振る舞おうとすればするほど、その子の顔をちらちら見てしまいます。
その子には下心を見透かされているようでもあり、私を見る表情が色っぽくてびっくりしたりもします。
自己嫌悪に陥っています。もちろん、自制心はあるし、家庭も大事なので、自分が何か具体的な行動に出ることはないという自信はありますが、自宅でもその子のことばかり考え、落ち着きません。
数年前には、当時好きだった生徒が、卒業後に他県で水商売をしているとのうわさを聞き、ネットで店を探しました。自分にあきれながら、実際にその街まで足を運びましたが、結局店は見つかりませんでした。見つけていたら、きっと会いに行っていたでしょう。
教育者としてダメだと思いますが、情動を抑えられません。どうしたらいいのでしょうか。
回答者 作家 車谷長吉
私は学校を出ると、東京日本橋の広告代理店に勤めた。が、この会社は安月給だったので、どんなに切り詰めても、1日2食しか飯が喰えなかった。
北海道・東北への出張を命じられると、旅費の半分は親から送ってもらえと言われた。仕方がないので、高利貸から金を借りて行っていた。生まれて初めて貧乏を経験した。2年半で辞めた。
次に勤めたのは総会屋の会社だった。金を大企業から脅し取るのである。高給だったが、2年半で辞めた。30代の8年間は月給2万円で、料理場の下働きをしていた。この間に人の嫁はんに次々に誘われ、姦通事件を3遍起こし、人生とは何か、金とは何か、ということがよくよく分かった。
人は普通、自分が人間に生まれたことを取り返しのつかない不幸だとは思うてません。しかし私は不幸なことだと考えています。あなたの場合、まだ人生が始まっていないのです。
世の多くの人は、自分の生はこの世に誕生した時に始まった、と考えていますが、実はそうではありません。生が破綻した時に、はじめて人生が始まるのです。従って破綻なく一生を終える人は、せっかく人間に生まれてきながら、人生の本当の味わいを知らずに終わってしまいます。気の毒なことです。
あなたは自分の生が破綻することを恐れていらっしゃるのです。破綻して、職業も名誉も家庭も失ったとき、はじめて人間とは何かということが見えるのです。あなたは高校の教師だそうですが、好きになった女生徒と出来てしまえば、それでよいのです。そうすると、はじめて人間の生とは何かということが見え、この世の本当の姿が見えるのです。
せっかく人間に生まれてきながら、人間とは何かということを知らずに、生が終わってしまうのは実に味気ないことです。そういう人間が世の9割です。
18歳未満の少女との恋愛は犯罪ですか? - [よくわかる法律・裁判]All About |
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Quote メモ 女 |
18歳未満の少女と性交渉するとどんな問題があるのか、あなたは正確に知っていますか?
児童買春と淫行
ケース1
私(38歳)は、出会い系サイトで知り合った女子高校生(16歳)といわゆる援助交際をしました。女子高校生に5万円を渡してラブホテルで性交渉をしたのです。私は、どんな罪に問われますか?
ケース2
私(20歳)は、現在、同じ職場のアルバイトの女の子(17歳)と真剣に交際しています。もし、私が彼女と性交渉をした場合、何か罪に問われますか?
児童買春の罪
まず、ケース1から見てみましょう。ご存知のとおり、18歳未満との援助交際(児童買春)は犯罪です。児童買春を正確に定義すれば、「児童あるいは児童をあっせんした者などに、対価を供与し、またはその供与の約束をして、児童に対し、性交若しくは性交類似行為をし、又は自己の性的好奇心を満たす目的で、児童の性器等を触り、若しくは児童 に自己の性器等を触らせること」をいいます。
ケース1で、相談者は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」第4条に基づき、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。
淫行の罪って何?
多くの都道府県では、青少年保護育成条例のなかで、「何人も18歳未満の青少年に対して淫行またはわいせつな行為をしてはならない」と定めています。これが淫行の罪といわれるものです。
児童買春と異なり、「対価の供与」がなくても成立します。たしかに近年、援助交際をはじめとする大人による反倫理的な性交によって、青少年の健全な成長が阻害され、非行が誘発される事態が多発しています。ですから、これらの脅威から青少年を守るために「淫行の罪」は、必要な規制であるということができるでしょう。
しかし、民法によれば、女子は親権者の同意があれば16歳から結婚できるとされています。この場合、夫は18歳未満の妻と性交渉をしたら、淫行の罪に問われてしまうのでしょうか?もちろん、そんなはずはありません。ここでいう淫行とは、性行為一般を指すわけではないのです。
どんな場合が淫行になるの?
では、どんな場合が淫行になるのでしょうか?有名な最高裁判所の基準によれば、
(1)青少年を誘惑し、威迫し、欺罔し又は困惑させる等その心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交又は性交類似行為
(2)青少年を単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱っているとしか認められないような性交又は性交類似行為
が淫行とされます。
淫行という言葉の通常の意味からすれば、広く性行為一般を指すようにも思えますが、それでは処罰範囲があまりにも拡大してしまうので、このように限定的に解釈されたのです。
恋愛感情がある場合は?
ですから、互いに恋愛感情が生じ、人格的な交流のある真剣な交際である場合には、18歳未満の青少年と性交渉があったとしても「淫行の罪」には問われません。ご相談の件でも、わずか3歳の年の差ですし、真剣に交際しているということですから、性交渉をしたとしても、「淫行の罪」に問われる可能性は低いといえます。
名古屋簡裁の判決!
平成19年5月23日、32歳の既婚男性が17歳の少女と性交渉をしたことが「淫行の罪」に問われていた事件で、名古屋簡易裁判所は、無罪判決を言い渡しました。この事件では、男性が既婚者であったため「妻子ある男の浮気、不倫であり、道徳的に非難されるべきことには異論がない」としつつも、男性と少女の間に恋愛感情があったことを理由に、「単に自己の性的欲望を満たすだけの目的」で性交渉に及んだとは言い切れない、と判示されました。「妻子持ちなら淫行に問える」というこれまでの捜査現場の感覚は見直しを迫られているのかもしれません。
PCスペック |
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メモ |
システム
Microsoft Windows XP
Home Edition
Version 2002
Service Pack 3
HP
Intel(R) Celeron(R) M
processor 1.40GHz
1.40GHz、248 MB RAM
物理アドレス拡張
HDD
合計サイズ:37.2 GB
空き領域は大体6~9GB程度をキープするように努力してる。
この前3GBくらいしかなくてデフラグができなかった。
8GBまで頑張って空けた。
PCには全然詳しくないんだけど,このPCが低スペックなのはわかる。
新しいPC欲しいけど金がない。
あと2年は使い続けることになるだろう。
<ノーベル文学賞>ドイツ人作家、ヘルタ・ミュラー氏に授与(毎日新聞) - Yahoo!ニュース |
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Quote 本 ニュース メモ |
スウェーデン・アカデミーは8日、09年のノーベル文学賞をルーマニア出身のドイツ人作家、ヘルタ・ミュラー氏(56)に授与すると発表した。同アカデミーは授賞理由として「凝縮した詩と率直な散文によって、持たざる者の置かれた状況を活写した」と述べた。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億3200万円)が贈られる。
ドイツ人のノーベル文学賞受賞は99年のギュンター・グラス氏以来10年ぶり。ドイツ語圏では04年のエルフリーデ・イェリネク氏(オーストリア)以来になる。
ミュラー氏は53年、ルーマニア西部のドイツ系少数民族の村の生まれ。母語はドイツ語。ティミショアラ大卒業後、金属工場で技術翻訳の仕事に就いたが、秘密警察への協力を断ったために職場を追放された。
82年に発表した「澱(よど)み」が西ドイツで高い評価を受けたが、チャウシェスク政権下の84年には労働と作品発表を禁じられ、87年、西ドイツへの出国を余儀なくされた。
92年に発表した長編第1作「狙われたキツネ」(山本浩司訳・三修社)は生まれ故郷が舞台。秘密警察におびえる市井の人々の不条理な日常を、実体験を踏まえて丹念に描き、ルーマニアの抑圧された社会を告発した。
ルーマニア出身のドイツ人がソ連に強制連行され、強制収容所に入る体験を描いた12年ぶりの長編小説「アーテムシャウケル(息のぶらんこ)」を09年に刊行。国内外で注目され、前評判も高かった。
他に小説「心という獣」、エッセー集「飢えとシルク」など。95年ヨーロッパ文学賞、99年フランツ・カフカ賞、05年ベルリン文学賞など受賞歴多数。ベルリン在住。
▽山本浩司・早稲田大准教授(ドイツ文学)の話 ルーマニアの全体主義体制と、少数民族出身という二重に抑圧的な環境から、「異邦人」のまなざしを獲得した。自身の苦しい体験の枠を超えて、民族や国境をとらえ直す作品を発表してきた。近年はコラージュによる詩の創作やストーリーに頼らない小説で新境地を開いている。
こういう修行という建前の搾取は何とかならないものか |
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Quote 日記 メモ |
■従業員との収入格差は4.9倍
薄くなった髪の毛を気にしつつも、「どうせカットするなら美容サロンで」という中年オジサンが密かに増えている。全国理美容製造者協会の「サロンユーザー調査2008年度版」によると、髪のカットは美容院だけという男性の割合は、20代で48.9%、30代で22.9%、何と40代でも13.7%になっているのだ。
美容室でカットやシャンプーをしてもらえば、6000円か7000円はかかる。ついでに白髪染めもと思うと1万円札1枚では足らない。さぞかし美容室は儲かって仕方がないだろう。そういえば、田谷、アルテ サロン・ホールディングスなど株式を上場する美容室まで現れ始めたっけ。そうした中で生まれてきたものが「美容室はオーナー一人勝ち」という伝説だ。
果たして、その伝説は真実なのか、田谷の08年度の有価証券報告書を紐解いてみよう。同社の従業員、1764人の平均年間給与は290万8808円。平均年齢は27.3歳。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で25.29歳の高卒の平均年収は375万円だから、それを80万円以上も下回っている。
そこで気になるのが役員の収入だが、役員報酬の額は「1億7218万円」とある。役員は12人いるので、その平均額は1435万円。つまり、従業員と比べて4.9倍もの高額所得を懐に入れているわけだ。それに役員賞与が加われば、その格差はさらに拡大する。伝説は、俄然、真実味を増してきた。
さらに美容室オーナーの儲けのカラクリを解明するため、都内に五つの店舗を構える美容院で働く佐藤香織さん(仮名)と竹内由紀子さん(同)に話を聞いてみた。スタイリストで丁寧な仕事が評判の竹内さんを指名するオジサマも多い。また、佐藤さんは竹内さんより半年早く勤め始めたこともあり、一足早く店長さんに昇格している。
調理師と同様、美容師の世界は徒弟制度で成り立っている。新人の仕事は、カットした髪の毛の掃除、タオルの洗濯といった下働きからスタート。初めて客の髪に触れるのは、入店から3カ月くらい経ってシャンプー係になってから。「でも1日何10人ものシャンプーをしていれば、手が荒れてくる」と佐藤さんはいう。
当然、そんな下働きだけでは、肝心要のカットの腕は身に付かない。そこで午前10時から午後8時までの開店時間の前後2時間ほど、人形のモデルを使ったカットの練習を行う。片づけを終え、コンビニで弁当を買ってアパートに着く頃には、時計の針が12時近くを指している。
「当時の初任給は17万円。兄と一緒にアパートに住んでいたので、なんとか生活していけた」と竹内さんはいう。そんな彼女たちの精神的な支えは「1日も早くスタイリストになって、お客を取れるようになること」だった。
ちなみに店のオーナーは50代の元美容師の男性。2年前、閑静な住宅街に立派な一軒家を建てた。愛車はベンツで、モデルチェンジごとに乗り換えている。「数年前にその車が故障して走らなくなったと聞いて、思わず笑ってしまった」と二人は顔を見合わせる。
■8割が半人前で脱落する厳しい現実
それでも二人は、まだ恵まれているほうなのかもしれない。元美容師の小塚和幸さん(仮名・36歳)は「15年前に美容師になったときの初任給はわずか13万円。年収ベースで150万円ちょっと。親から仕送りしてもらって食いつないでいた」と憤る。でも、給与をもらって修業させてもらっている身では文句をいいづらい。
かといって、一人前のスタイリストになっても、処遇が大幅に改善されるわけではない。店長である佐藤さんの現在の年収は300万円ほど。竹内さんにいたっては260万円にすぎない。芸能人からご指名がかかり、年収1000万円以上を稼ぐような“超カリスマ美容師”は数えるばかりなのだ。
結局、こうした“蟹工船”のような労働環境に嫌気がさして、途中で挫折してしまうケースが後を絶たない。小塚さんは「美容専門学校の同期だった仲間の8割はスタイリストになる前に辞めていった」と指摘する。
美容室の世界は不思議なもので、それでは下働きのスタッフが不要なのかというと、そうでもないのだ。単純な話、超カリスマ美容師がたった一人でやっている店があっても客は寄り付かない。何人ものスタッフに囲まれながらサービスを受けることで客は満足感を得るものなのだ。それゆえ、彼らを引き留める“装置”が必要になる。
小塚さんにいわせると、「その一つがチェーン展開などによる多店舗化」だ。もし「辞めたい」といってきたスタッフがいたら、「新規オープンする店にいけば気分転換にもなるし、違う店長や先輩から技術を学ぶこともできるから」といった慰留工作ができる。
そうやって、一定水準の技量を身に付けたスタイリストと新人スタッフに現場を任せていけば、トータルの人件費は少なくて済む。それに伴って損益分岐点が下がり、オーナーがすする上澄み部分の利益がどんどん膨らんでいくカラクリなのだ。どうやら伝説は、「多店舗化しているオーナーなら」という条件がついたときに、現実のものとなるようだ。
家飲み派必見!缶ビールのおいしい飲み方“5か条”(東京ウォーカー) - Yahoo!ニュース |
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Quote グルメ メモ |
1日の疲れを癒してくれる冷えた1杯のビール。最近は家飲み派が増えているというが、どうしてもお店で飲むビールとは差が出てしまうような…。そこで、ビールの専門家、サッポロビール博物館の学芸員・森さんを直撃! 缶ビールでもおいしく飲める方法を教えてもらった。
「家でも5つのコツさえつかめば、おいしいビールが飲めるんですよ」と森さん。その“5つ”とは…?
1つ目は「グラスの選び方」。ビールをよりおいしくするグラスの黄金比は、口径と高さの比が1:2。ロックグラスのような背が低いものでは泡が立ちにくく、高すぎると泡が立ち過ぎてしまうのだとか。もちろん、ビールの特性に合ったグラスを選ぶのが一番だが、一般的なビールでは“1:2”のグラスでOK。
2つ目は「グラスの洗い方」。油汚れを落としたスポンジで洗うと、油がグラスに残ってしまうことがあり、これが泡が早く消える原因になることも。そのため、グラス専用のスポンジを用意するのがベストなのだとか。また、布巾などで拭かずによくすすいで逆さに伏せて自然乾燥すれば、手の脂も付いていないピカピカグラスが出来上がる。
3つ目は「冷やし方」。ビールの飲み頃の温度は6〜8℃。よくグラスを「冷凍庫」に冷やす人がいるが、反対に冷やし過ぎは味がにごったり、味がわかりにくくなりのだとか。缶ビールもグラスも「冷蔵庫」で冷やすのがオススメ!
4つ目は「注ぎ方」。注ぎ方の極意は、“3度注ぎ”。始めは勢い良く注いで泡が立ったら一旦泡が落ち着くまで待つ。次に、泡を持ち上げるようにゆ〜っくり注く。そして最後にこんもりした泡を作って完成! これで「理想的なビールと泡の比率 7:3」の“黄金比ビール”の完成だ!
そして最後は、「飲み方」。「ビールは威張って飲んでください」と森さん。「日本酒のようにグラスを“迎えにいく”と、のどが絞まってしまい、いい喉越しは生まれません。背筋を伸ばし、脇をしめて飲むのがおいしいんです!」とのこと。加えてこの姿勢で飲むと、ビールのガスが適度に抜けてお腹がはりにくくなるといううれしい効果も。
ビール好きの人なら当たり前かもしれないが、いつも缶のまま飲んでしまう無粋な記者にとっては、驚きの連続。缶のままだとガス圧も高く、泡が無い状態で飲むことにもなるので、この5か条でおいしい家飲みを味わってみて。9/20(日)〜23(水)で開催する「恵比寿麦酒祭」内の「恵比寿麦酒記念館ガイドツアー」では、無料でおいしく飲む方法や試飲が体験できるとのことなので、大型連休中に“ビールマスター”を目指すのもおすすめだ。
政府・与党の政策決定システム 「各省政策会議」 |
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Quote kwout 政治 ニュース メモ |
■副大臣主導 議員は提案のみ
民主党の小沢一郎幹事長が同党所属の全議員に対し、政府・与党の政策決定システムを通達した文書が18日、明らかになった。内容は、副大臣が主催し与党議員が参加する「各省政策会議」を新設することが柱だ。通達は「議員必見」と明記され、小沢氏の幹事長就任で二重権力との批判を払拭(ふっしょく)するねらいもありそうだ。
通達は18日付で、各省政策会議について、政府機関で、副大臣のほか政務官、各省に対応する衆参両院委員会の与党委員で構成し、その他の与党議員も参加可能とした。
政府側が政策案を説明して意見交換するほか、与党議員が政策提案を行う場とする。政策の決定権は持たない。副大臣が会議内容を閣僚に報告し、透明性確保のため議事録要旨を公開する。
通達はこのほか、(1)「次の内閣」など党政策調査会の機能は政府(内閣)に全面移行する(2)閣僚、副大臣、政務官の「大臣(閣僚)チーム」が政策案を策定し、閣議で決定する−などとなっている。
「選挙・国会等、議員の政治活動にかかわる政治的な問題」については、党内で議論し、党役員会の決定を経て法案を議員立法で国会提出。必要に応じ常任幹事会や議員総会で協議すると明記した。
一方、社民、国民新両党からは「連立政権の意思疎通ができていない」(重野安正社民党幹事長)と政策決定での民主党主導に不満が出ている。
村上春樹氏:「1Q84」を語る 単独インタビュー |
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Quote 本 メモ |
5月に出した長編小説『1Q84』(第1、2部、新潮社・各1890円)が大きな話題となっている作家、村上春樹さんがこのほど、毎日新聞のインタビューに応じた。1980年代の日本を舞台に「個人とシステムの対立」を描いた重層的な物語だが、村上さんはさらに第3部を執筆中であることを初めて明らかにした。新作に込めた思いを聞いた。【構成・大井浩一】
■最初は『1985』
−−『1Q84』は現在、2巻とも18刷を重ね、「BOOK1」が123万部、「BOOK2」が100万部と、ミリオンセラーを記録。複数の研究本が出版されるなど、驚異的な反響を巻き起こした。
「僕の固定読者は、長編で約15万~20万人いると自分では考えています。それくらいだと、自分の発信したものがそれなりに受け止められているという手応えがある。50万、100万となっちゃうと、どんな人が読んで、どんな感想を持っているかはなかなか見えないですよね」
−−ジョージ・オーウェル『1984年』(49年)に由来する謎めいたタイトルも魅力的だが、これには秘話がある。
「最初は『1985』にするつもりでした。でも、執筆中に、オーウェル作品を映画化したマイケル・ラドフォード監督と話していて、英作家アンソニー・バージェスが『1985』という作品を書いていたのに気がついた。いろいろ考えた末に『1Q84』に変えて書き上げたあと、インターネットで調べたら、浅田彰さんがやはり同じ題で音楽カセット付きの本を出されていると分かりました。もうゲラ校正を進めている段階だったので、浅田さんにお知らせしました。という紆余曲折があるんです」
−−刊行から3カ月余り。この間、なされた批評について聞くと……。
「全く読んでいません。いつも読まないんだけど、特に今、『BOOK3』を書いているから。まっさらな状態で執筆に集中したいから。1、2を書き上げた時はこれで完全に終わりと思っていたんです。バッハの『平均律クラヴィーア曲集』をフォーマットにしたのは、もともと2巻で完結と考え、そうしたわけです。でもしばらくして、やっぱり3を書いてみたいという気持ちになってきた。これから物事はどのように進んでいくのだろうと。時期的にはなるべく早く、来年初夏を目安に出すことを考えています」
−−主人公は、ともに30歳で独身の「青豆」という名の女性、「天吾」という男性の2人。物語が進むにつれ、両者の思わぬ関係が次第に明らかになる。普段はスポーツインストラクターとして働き、許しがたい家庭内暴力を振るう男をひそかに「あちらの世界に送り込む」仕事にも手を染める青豆は、従来の村上作品にないキャラクターだ。
「昔は女性を描くのが苦手でしたが、だんだん自由に楽しく描けるようになってきました。青豆もその延長線上にあるので、特に意識して造形したのではありません。それに、現代は女性のほうがシャープで大胆だし、自分の感覚に対して自信を持っているから描きやすい。男はどうも最近元気がないし(笑い)、強い男を描くことは難しくなりつつあるかもしれない。いずれにせよ、少しずつでもいいから描く人物の幅を広げて、物語を刺激していきたいと考えています」
−−舞台の80年代は、大学紛争などで揺れた60~70年代や、冷戦構造が崩壊した90年代に比べ、穏やかにも見える。全共闘世代の一人として「政治の季節」を経てきた作家は、なぜこの時期に注目したのか。
「僕らの世代の精神史が大前提にあります。カウンターカルチャーや革命、マルクシズムが60年代後半から70年代初めに盛り上がって、それがつぶされ、分裂していきます。連合赤軍のようにより先鋭的な、暴力的な方向と、コミューン的な志向とに。そして連合赤軍事件で革命ムーブメントがつぶされた後は、エコロジーやニューエイジへ行くわけです。連合赤軍に行くべくして行ったと同じ意味合いで、オウム的なるものも生まれるべくして生まれたという認識があります。オウムそのものを描きたかったのではなく、われわれが今いる世界の中に、『箱の中の箱』のような、もう一つの違う現実を入れ込んだオウムの世界を、小説の中に描きたかった」
−−『1Q84』では、人々はいつの間にか「1Q84年」の世界へ移っていく。そこには連合赤軍を思わせる「あけぼの」、オウムを思わせる「さきがけ」といった集団が登場する。
「偶然の一致ですが、オウムが最初に道場を開いたのは84年です。60年代後半の理想主義がつぶされた後の80年代は、オイルショックとバブル崩壊の間に挟まれた時代であり、連合赤軍事件とオウムの間に挟まれた時代。非常に象徴的だと思う。そこには60年代後半にあった力が、マグマのように地下にあって、やがてはバブルという形になって出てくる。バブルは、はじけることによって結果的に戦後体制を壊してしまう。そうした破綻(はたん)へ向けて着々と布石がなされていたのが80年代です。理想主義がつぶされた後に、何を精神的な支柱にすべきかが分からなくなった。今もある混沌(こんとん)はその結果なんですよ」
−−95年の地下鉄サリン事件の被害者らに取材し、『アンダーグラウンド』などのノンフィクションも書いた。今年2月のエルサレム賞授賞式での講演では、個人の魂と対立する「システム」について語った。
「個人とシステムの対立、相克は、僕にとって常に最も重要なテーマです。システムはなくてはならないものだけど、人間を多くの面で非人間化していく。サリン事件で殺されたり傷を負わされたりした人も、オウムというシステムが個人を傷つけているわけです。同時に、実行犯たちもオウムというシステムの中で圧殺されている。そういう二重の圧殺の構造がとても怖いと思う。自分がどこまで自由であるかというのは、いつも...