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<ノーベル文学賞>ドイツ人作家、ヘルタ・ミュラー氏に授与(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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スウェーデン・アカデミーは8日、09年のノーベル文学賞をルーマニア出身のドイツ人作家、ヘルタ・ミュラー氏(56)に授与すると発表した。同アカデミーは授賞理由として「凝縮した詩と率直な散文によって、持たざる者の置かれた状況を活写した」と述べた。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億3200万円)が贈られる。

 ドイツ人のノーベル文学賞受賞は99年のギュンター・グラス氏以来10年ぶり。ドイツ語圏では04年のエルフリーデ・イェリネク氏(オーストリア)以来になる。

 ミュラー氏は53年、ルーマニア西部のドイツ系少数民族の村の生まれ。母語はドイツ語。ティミショアラ大卒業後、金属工場で技術翻訳の仕事に就いたが、秘密警察への協力を断ったために職場を追放された。

 82年に発表した「澱(よど)み」が西ドイツで高い評価を受けたが、チャウシェスク政権下の84年には労働と作品発表を禁じられ、87年、西ドイツへの出国を余儀なくされた。

 92年に発表した長編第1作「狙われたキツネ」(山本浩司訳・三修社)は生まれ故郷が舞台。秘密警察におびえる市井の人々の不条理な日常を、実体験を踏まえて丹念に描き、ルーマニアの抑圧された社会を告発した。

 ルーマニア出身のドイツ人がソ連に強制連行され、強制収容所に入る体験を描いた12年ぶりの長編小説「アーテムシャウケル(息のぶらんこ)」を09年に刊行。国内外で注目され、前評判も高かった。

 他に小説「心という獣」、エッセー集「飢えとシルク」など。95年ヨーロッパ文学賞、99年フランツ・カフカ賞、05年ベルリン文学賞など受賞歴多数。ベルリン在住。

 ▽山本浩司・早稲田大准教授(ドイツ文学)の話 ルーマニアの全体主義体制と、少数民族出身という二重に抑圧的な環境から、「異邦人」のまなざしを獲得した。自身の苦しい体験の枠を超えて、民族や国境をとらえ直す作品を発表してきた。近年はコラージュによる詩の創作やストーリーに頼らない小説で新境地を開いている。

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