発売からしばらくは置かなくていいと思います。 |
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今日の朝日新聞朝刊(実家なので私の政治的立場とは無関係)にも図書館について書いてありましたね。
新刊に限らず,利用者数を基準に置く本を決めるのはやめてほしいです。
娯楽性が高くて人気の高い本に偏り過ぎな気がします。(もちろん人気も価値も高い本もありますが)
人気はないけど価値はある本を税金で買って図書館に置くことに意味があるんであって,税金使わなくっても売れてる本ならわざわざ図書館に置かなくてもいいのにって思います。
ある程度時間が経って,話題もなくなり売れなくなったときにまだ価値があると認められれば,それはそのときに置けばいいわけですし。
図書館にある“価値のある本”をちょっと難しめだけどタダで読むためには仕方ないしと思って読んだり,ちょっと背伸びしてみたり,きちんと選び抜かれた本が置いてある図書館の危険な香り・知への誘(いざな)いに負けるっていう経験が大事だと思うんですよ。
でも今の大衆に媚びた図書館にはそういうのないんですよね。
ヨーロッパなんかでは司書のレベルも高くて,どの本がいいかとか深い知識をもってるらしいですけど,日本の司書は大学でちょろっと単位とっただけでただ本を整理するだけの雑用係みたいなもんになっちゃってる気がします。(私が知らないだけかもしれませんが)
コストを抑えるためにバイトを使うなんてざらですし。(これは事実です)
本当は然るべき見識をもった人が価値のある本をしっかり選ぶようなシステムにすべきだと思うんですが。
ただ,コストのこととかも考えると,利用者は少ないけど価値のある本をまもるには,1つの図書館単位ではなく,ネットワ-ク化して取り寄せるとか,(Googleの例の件には反対ですが)デジタル&データベース化するしかないのかなとも思います。
なんか,元の話題から脱線してるんでこの辺で。
投稿者 fj2sp6 | 返信 (1) | トラックバック (0)