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今まで村上春樹は食わず嫌いで読んでなかったんだが(厳密に言うと短篇を高校生のときにちょろっと読んで苦手だなと思った),最近,自分の中で読書に対する姿勢が変わってきたこともあって読んでみた。
とりあえず『風の歌を聴け』と『ノルウェイの森』。
突っ込みどころもあるけど,やっぱり独特の空気感みたいなものがある。
それが食わず嫌いの一つの要因でもあったわけだけど,今は心地よく感じる。
感動というよりは,巧いな,興味深いな,って感じ。
友達によると,エッセイがいいとのことだけど,数が多いのでまずは長篇と訳書から攻めていくつもり。
そういえば,『風の歌を聴け』も映画になっているらしいし,『ノルウェイの森』も今度映画になるらしいね。
映画も観たい。
『ノルウェイの森』のキャステイングはどうなるんだろうと気になっていたら,今日のニュースで出てた。
正直,イマイチ。
単に原作のイメージと違うっていうんなら,人それぞれイメージが違うから仕方ない部分もあると思うんだけど,せめて年齢くらいは10代後半から20歳に見える人を起用してほしい。
フランス人の監督には日本人が若く見えてよくわからないのかな。
村上春樹さん(60)のベストセラー恋愛小説を映画化する「ノルウェイの森」の配役が発表された。
主人公のワタナベ役は俳優の松山ケンイチさん(24)、相手役の直子は、女優の菊地凛子(りんこ)さん(28)、緑は新人の水原希子(きこ)さん(19)がそれぞれ演じる。
原作は、1960年代末を舞台に、若者の愛の喪失と再生を描く村上さんの代表作の一つ。フランスのトラン・アン・ユン監督(46)が、日本人俳優による日本での映画化を構想、日本の映画会社と共に村上さんに申し入れ、4年がかりで合意。昨年7月に製作が発表されて以来、配役が注目を集めていた。本格的な撮影は6月からスタート。2010年秋の公開を予定している。
トラン監督は「原作の中で一番感動したのは、登場人物の若さ、渇望がラジカルに描かれていたこと。映画化にあたっては、オリジナルに忠実であることが大事だと考えている」と話している。
(2009年5月13日19時34分 読売新聞)
投稿者 fj2sp6 | 返信 (0) | トラックバック (0)