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Re: オノマトペの歌。

最低要求水準を下げるだけで,それ以上を要求しないわけではない。

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rmrny3さんが高校のときは得意科目以外できなかったけど,大人になって大切さに気付いたのと同じことを自分も含め多くの人が思っているだろうし,だから現状(今まで)の教育はいろんな科目を学ぶことを高校生に要求してきた。


でも逆に,言い換えれば,大人になってわかったけど,高校生のときはわからなかった(わかってたけどできなかった)んでしょ?と。

このままいろんな科目を学ぶことを要求し続けたところで,rmrny3さんやあるいは俺のように,要求されてたけどできない高校生が量産されることが繰り返されるだけでじゃないかと。

現状でOK(今の高校生はいろんな科目がちゃんとできている)という認識,または下流大学(=いろんな科目をまんべんなくできない人)は切る(ふるい落とす)べきという考えであれば,いろんな科目をできるように要求していいと思うけど。


それに,俺が言っているのは要求する最低ラインを下げるべき(全員にいろんな科目を勉強させる必要はない)ってだけで,自発的に勉強する人やさらっと全科目できちゃう優秀な人,一生懸命努力できる人にはいろんな科目を勉強するよう指導してよい。


つまり,最低ラインを高く設定して超えられない人をふるい落とすのではなく,最低ラインを低く設定した上で能力・意欲に合わせて足していくやり方を主張しているわけ。

前者だと勉強そのものに対する意欲をなくしたり,他の科目に時間をとられて長所がスポイルされたりしちゃう人が増えるから。


日本は過度の受験競争で学校が荒れた過去があるし,韓国なんかを見てもいいと思えない。

高い要求をすればレベルがあがるっていうのは安易だし,時代にもそぐわないんじゃないだろうか。


できれば,大人になっていろんな教科(パッケージングされた普通科的教育)の大切さに気付いた人が学びなおせるようになるのが理想だが,学校側が社会人向けのカリキュラムを充実させることと企業側がそういうことに寛容になること(定時で帰れる,長期休職を認める,新卒一括採用+終身雇用をやめる,etc)が必要で,後者がたぶん無理だろう。


いや,そもそも俺のこの論全体が無理か。

投稿者 fj2sp6 | 返信 (0) | トラックバック (0)

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